演奏者であると同時に聴衆でなければなりません。 サックスは音を出しているときに、耳からの音ともうひとつ、 歯からの音を聴いています。 これは、マウスピースの振動が歯→あごの骨と伝わって、 鼓膜を振動させるためです。そのため、弦楽器や打楽器と比べると、 自分の出している本来の音が聴き取りにくい楽器と言えます。 (録音された自分の声がいつもと違って聞こえるのと同じ原理。) そこで、練習のときに鏡や壁の前に立って、ベルを前に向けてみます。 ほら!自分の音が良く聴こえるでしょう!?